開運の占術とは
中国占術では、命術、卜術、相術と3つに分かれます。それプラス開運占術があります。
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命術◆
四柱推命、紫微斗数、算命学、九星気学、宿曜占星術、西洋占星術などが当てはまります。
生年月日時を使い、その人の
資質や性格、宿命や運勢、財運や健康運、相性などを見ます。
命術では、その人の一生に起きることを細かく推理して、判断していく占いですが、
生年月日+生まれた時間が解らないと、一切占えないのが弱点です。
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卜術◆
周易、断易(五行易)、六壬神課、タロットカード、アストロダイスなどが当てはまります。
卜術は、生年月日時などのデータを必要とせず、
物事の成り行きなどを判断します。
友達の気持ちや、恋人の気持ち、デートは上手くいくか?恋人と結婚できるか?
など、色々なことを占えます。一流の人は、この卜術だけでやっていけます。
大昔から、卜術は存在していて、亀の甲羅を焼いて、国の未来を占ったりしました。
個人の未来から、国の未来まで占える卜術は、とても使用頻度の多い占いだと思います。
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相術◆
手相、人相、家相、墓相、印相などがあります。
手相や人相はメジャーな占いで、誰でも知っていますよね。
目で見て、吉凶を判断したり、未来予測をする占いです。
前方後円墳や、ピラミッドなどは墓相と言うのでしょう。
ピラミッドは、現代科学でも、どうしてあそこまで正確に作られたのか解明できません。
実に興味深い。
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開運占術◆
風水、奇門遁甲、気学方位、姓名判断(改名)などがあります。
先天的に決まっている運命を、後天的に無理やり運勢を良い方向へと導きます。
人間は、何も考えずに引越しや、移動をすると、必ず悪い方角へ進むと言われています。
人は産まれた時から、死へのカウントダウンが始まるわけです。
風水は、外国では国家予算を使って、良い風水の建物を作るくらいメジャーです。
これは単純なことで、何となく、この場所は嫌だなぁという場所は、風水でも凶です。
奇門遁甲・気学方位は、
引っ越しや、旅行などで良い方角へ出かけることで、
その方位のエネルギーを受けて、開運する方法です。神社のお水取りなど有名です。
諸葛孔明は、
奇門遁甲を使い、敵軍を死門の方角へ向かわせ全滅させたという伝説があります。
方位も使い方によっては、大きな災難を呼ぶので注意が必要だという事です。
姓名判断(改名)による、開運法もありますが、効果は弱いそうです。
今まで、命術・卜術・相術などを挙げましたが、本当に開運効果が強いのはやはり、
風水と奇門遁甲のセットです。両方使うのは庶民には無理なので、奇門遁甲となります。
吉方位への引っ越し・旅行というのが、一般的な開運方法だと思います。
また開運する為には、命術で自分の運勢を知っておくことも重要です。