子平無訣

子平無訣(しへいむけつ)とは

四柱推命(子平推命)は、五行の強弱から格局を決めるのが一般ですが、天干に並ぶ、四干から、命式を20通りの格に分けて看る判断方法があり、それを「子平無訣」と呼びます。日干甲〜日干癸まで、それぞれ2パターンの理想の命式があり、例えば日干が甲の場合は、育てるか伐採するかの2パターンの命式があります。十干×2で、20通りの理想の命式があるのですが、将棋棋士の羽生善治さんのような、庚庚辛庚の命式の場合は、子平無訣の、20格に入らず、不成格という事になります。20格はA〜Dランクに分けられ、不成格もA〜Dランクに分けることが出来ます。


◆鑑定例01 魔王猫「滋生」B

甲癸甲辛
寅未午亥
月令丁(火)


◆鑑定例02 松村潔氏「滋生」B

乙癸乙癸
卯亥卯巳
月令乙(木)

※滋生とは20格の中の1つで、太陽(丙)が、雲(癸)を照らして、雨(癸)を降らし、草花(乙)を潤すものを言います。理想の干の並びは「乙癸癸丙」となります。上の2つの命式は滋生Bですが、理想の命式に近いのは、松村潔氏の命式になります。甲、乙共に己の七殺を制しますが、甲は戊の正官を毀す悪さがあります。


◆鑑定例03 鏡リュウジ氏「不成格」D

乙辛甲戊
未未寅申
月令甲(木)

※不成格とは、子平無訣の20格に入れなかったものを言います。この命式は宝石(辛)が棍棒(甲)で壊され、月(辛)は花(乙)の美しさを奪ってしまいます。どんなに財が強くても印に根があるので従財格になりません。目上との関係が悪く、目下は力になってくれないかもしれません。気苦労の多い人生だと言えます。